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| 頑固な便秘の症状を改善するために日頃からできること |
この一か月で頑固な便秘の症状に悩まされて来院される患者さまが少なからず居られます。通常では便秘改善のための薬を処方し、その薬を服薬すれば数時間後にはすっきりとした状態に改善される筈なのですがのですが・・・。当クリニックでは患者さまそれぞれの症状に合わせて、穏やかな効き目の漢方薬と即効性のある西洋薬を組み合わせて処方をしておりますが、西洋薬の強い下剤も効果がない場合も稀ですがあります。
つい最近のことですが、数週間もお通じがなくとても苦しいので何とか助けて下さいと来院された高齢の女性の方が来院されました。通常では便秘改善のための薬を処方し、その薬を服薬すれば数時間後にはすっきりとした状態に改善されるのですが、今回の便秘は精神的な影響もあると考えられます。毎日、日本のあちこちで余震がありますし、テレビやラジオで地震速報や注意報が流れる度にドキドキと不安になり、震災に遭われた地域の方の苦しみを考えたり、被害の大きさを知る度に心が痛むし辛くなるとおしゃっていました。 このまま排便できない状態ではであまりにも辛い様子なので、当クリニックの1番ベテランの看護師が摘便処置をしてくれました。病院や特別養護老人ホームなどでははよく行っている摘便処置ですが、外来の診察がメインのクリニックでは殆んどやっていない処置だと思います。
頑固な便秘で苦しんだことがある方も多いと思います。体内に便が長く留まっていると、大腸では便の水分が少なくなり硬くなってしまうので、更に排便しにくい状態となり悪循環にってなってしまいます。そのような苦しい状態にならない様に日頃から心がけることは、バランスの良い食生活と規則正しい生活と気持ちを穏やかに朗らかに過ごすことが良いでしょう。
実は日本人の腸は魚、野菜と穀物を中心とした食生活であったからか腸がとても長いのです。日本人の腸が欧米人と比較すると約2倍位長いといわれています。日本人の腸の長さは約7〜9メートル、欧米人の腸の長さは約4〜5メートルだそうです。個人差はありますが、平均的な日本人が食事を接種してから消化されるまでに24〜48時間位掛かるそうです。腸の中で長い時間をかけてゆっくり消化されているのですね。
便秘解消法の一つに水分を摂取する事が良いとされていますが、水分をそのまま摂取しても多くは胃や小腸で吸収され、大腸まで到達しないのです。それで私がお勧めしたいのは、ヨーグルトや乳酸菌飲料(特にビフィズス菌・LカゼイNY1301株)などの生きたまま腸まで届き、腸内環境を改善してくれる保険機能食品・飲料の接種をお勧めしています。また軽い運動や散歩、自分でできるお腹のマッサージで刺激するのも良いでしょう。 最近は桜が徐々に開花して散歩するには良い時期です。こんなご時勢だからこそ明るく前向きに、時には呑気にやわやわと周りの人と仲良く生きることも健康維持には大切ですね。
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄

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