上越市医院 高田メディカルクリニック
院長 医学博士 古川一雄   [HOME]
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平成23年4月1日(金)から『小児用肺炎球菌ワクチン』と『ヒブワクチン』の接種が再開されました。
 小児用肺炎球菌ワクチン(プレべナー)とヒブワクチン(アクトヒブ)の接種について、接種後の死亡事例が複数報告された事を受けて、念のために平成23年3月4日から一時的にワクチン接種を見合わせておりました。安全性の確認の調査を行い、専門家による会議で評価を行った結果、安全性上の懸念がないとされたために、当クリニックにおいても平成23年4月1日からワクチンの接種を再開することになりました。

 1.接種の再開日は、平成23年4月1日金曜日からとなります。

 2.接種対象者は、生後2カ月〜5歳未満の児で上越市、妙高市に住所があること。(ご希望がありましたら上記以外の市町村の方も対応致します。)
   *平成23年4月1日から公費接種の対象年齢が拡大されます。

 厚生労働省から 『小児用肺炎球菌ワクチン』と『ヒブワクチン』の接種再開を受けて、当クリニックにおいても4月からワクチン接種の予約を開始しております。ワクチンを確保する関係で接種をご希望の方はご予約をお願いいたします。
 

 患者さまからもワクチンの安全性について質問などお問い合わせがありましたので、このブログにて『厚生労働省』から肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンについて質問が多くよせられた事に関してのQ&Aを掲載致します。

質問1 これらのワクチンの接種は安全ですか?

回答1 専門家の評価によると、以下の理由から、現在得られている知見の範囲では、これらのワクチンの安全性について、心配はないとされています。

○接種と一連の死亡との間に、現時点では直接的な明確な因果関係は認められない。

○接種後の死亡事例で、接種との因果関係が分からないものは、海外でもある程度報告されている。

○これまでの国内外の調査では、小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチン或いはこれらとDPT(三種混合)ワクチンなどの複数のワクチンを同時に接種しても、重い副作用の増加は報告されていない。

なお、予防接種を受けた後、ある程度の頻度で発熱や注射をしたところの発赤などの軽い副反応が生じたり、ごく稀ですが重篤な副反応が生じたり、或いはたまたま別の病気になったりすることがあります。体調などを医師とよく相談して接種を受けることが大切です。


質問2 接種の予定から遅れてしまったのですが、どうすればいいですか?

回答2 接種の間隔が、予定より多少開いたとしても、ワクチン接種を受けた後の免疫への効果には問題がないとされています。病気から身体を守る免疫をつけるためには、間隔が多少ずれたとしても、なるべく早く接種を受けましょう。

○なお、ヒブワクチンは、異物混入により製品の一部が回収された影響で、地域によっては一時的に供給量が不足している可能性があります。ワクチンの接種を希望する際には、医療機関によくご確認ください。


質問3 同時に複数のワクチンを接種できますか? 複数のワクチンを同時に接種しても大丈夫なのでしょうか?

回答3 小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンやDTP(三種混合)ワクチンなどのワクチンは、それぞれ別の日に接種できますが、医師の判断と保護者の方の同意によって同時に複数のワクチンを接種することができます。同時接種は、早く免疫をつけたり、受診の回数を少なくするために行われます。
これらのワクチンを複数同時に接種すると、1つのワクチンを接種するより、発熱や注射したところの発赤などの軽い副反応が起こりやすいという研究者の報告もありますが、特に差がないとする報告もあります。重い副反応が起こりやすくなるという報告はありません。

○別の日に接種するには、原則として、小児用肺炎球菌・ヒブ・DTP(三種混合)などの不活化ワクチンの接種後は6日以上、BCG・ポリオなどの生ワクチンの接種後は27日以上の間隔をおくことになっています。


質問4 基礎疾患(持病)がある子どもはワクチンの接種をしないほうがよいのでしょうか?

回答4 基礎疾患のある方は、疾患によっては、感染症にかかるリスクが高くなるため、髄膜炎や敗血症などの重い感染症を早くから防ぐことが大切ですが、ワクチンによる副反応についても注意が必要です。例えば重い心疾患など、重い基礎疾患のある子どもへの予防接種は、日頃から基礎疾患の状態についてよく知っている主治医や、主治医と連携していて予防接種の経験のある医師などが、子どもの体調をよく確認して慎重に行う必要があります。複数のワクチンの同時接種は、単独接種も考慮しつつ、医師が慎重に判断しますので、主治医とよくご相談ください。

 ○ 複数のワクチン同時接種は、早く免疫をつけたり、受診回数を少なくする等を考慮して行われますが、同時接種で重篤な副反応が増えるわけではありません。万が一に重い副反応が生じた際などに単独接種の方が、どのワクチンの接種後に重い症状が起こったのかがわかりやすくなることなども考慮されます。

  より詳細な情報を確認されたい方は、厚生労働省ホームページ
    『ワクチン接種緊急促進事業について』をご覧ください。


複数のワクチンを同時に接種することを心配されている方も中にはいらっしゃいます。当クリニックではその様な方のご希望により対応しております。1回ずつ間隔をあけて接種されたいご希望の方は、ワクチン接種をご予約される時にその様にお伝え下さい。
また、何か小児の予防接種に関してご不安な事などございましたら遠慮なく御相談下さい。

    予防接種のご予約電話番号は 025−523−0770 で受付けております。
                 

    高田メディカルクリニック 院長  古川 一雄


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