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| 老化防止のための漢方 − その12 − 「 アトピー性皮膚炎 」 |
アトピー性皮膚炎で外来を訪れる患者様は、勿論赤ちゃんや子どもが多いのですが、思春期、またそれ以降の青年期も目立ちます。この様な比較的に年齢の高い患者様は重症あるのが一つの特徴です。紅斑の範囲が広く、皮膚がカサカサする角化現象も酷い事が多いのです。全身型もありますが、特に頚部(頭と胴をつなぐ部分、喉、首、うなじなど)から頭にかけて酷くなる上半身型が目立ちます。その原因は、受験勉強や就職などのストレス、住む場所の変化や旅行などで症状が変化したりします。女性では、月経前に悪化するなど、性ホルモンとの関係もあるようです。 西洋学的な各治療(ステロイド軟膏の塗布・抗アレルギー剤の内服など)を行っても再発を繰り返す場合には、東洋医学的な治療も合わせて行う方法などが試みられています。漢方薬としては、抗アレルギー、抗炎症作用のある「消風散(しょうふうさん)」を使い、更に紅みの強い皮膚湿疹があれば「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」を処方します。喘息などを合併してアレルギー体質の強い患者様には、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などを使う事もあります。
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄
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