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| 検査シリーズ − その1 − 「 ヘリコバクター・ピロリ菌検査の勧め 」 |
ヘリコバクター・ピロリ菌検査の勧め 〜ピロリ菌と胃癌の関係〜
H.pyloriの感染診断と除菌治療が2000年11月に保険適用されて依頼,H.pylori感染と胃癌との関係を示すデータが集積され,H.pylori感染診断の簡便化と除菌治療の一般化が進んでいます。H.pylori陽性例は陰性例に比べて胃癌発生率が高く,除菌によって胃癌発生率が低下する事が,これまでの各研究から認められています。少なくともH.pylori感染が胃癌発生の素地となる背景胃粘膜を準備し,胃癌の発生・発育の進展因子として関係している事は間違いありません。 <主なH.pyloriの感染診断> 1.胃カメラ時でのギムザ染色による組織鏡検法―胃内視鏡検査が必要 2.迅速ウレアーゼ試験―胃内視鏡検査が必要 3.血清抗体法:(H.pylori抗体)IgG抗体―血液検査 4.便中ヘリコバクター・ピロリ抗原―専用容器による検便 5.尿素呼気試験―空腹時に検査試薬ユービットを服用して2回息を吐く検査 H.pylori感染で胃癌発生のリスクが高まるならば,除菌でそのリスクが本当に減少するでしょうか。上村らの長期追跡調査によると,1246例のH.pylori陽性例のうち,除菌治療を希望し,実際に除菌が行われ、成功した症例は253例でした。これら253例の除菌群と無治療群(非除菌群)993例の胃癌発生状況を比較したところ,無治療群からは,平均8年の追跡期間中に36例の胃癌の発生が認められました。一方,除菌群からは,平均5年の追跡期間中に胃癌の発生を1例も認めていません。 これらの事より,日頃胃の病気が気になっている方は,早期の受診と胃カメラの検査を受けられる事をお勧め致します。しかし,気になっていない方も,上記の3〜5の検査の様に簡便な方法も御座いますので,受診をお勧め致します。当院では,遠方の方や忙しくてなかなか受診出来ない方にも検査ができる方法として、一番簡便な検便での検査を,ご希望により専用容器をお送りしております。採便されご返送下されば,結果をお送り致します。尚,代金は検査料・判断料・送料合わせて1回3500円で行っております。この検査の結果、ピロリ菌が見つかった場合は健康保険の適用とになります。検査のご希望の方は、当院までご連絡ください。
宛先:〒943-0832新潟県上越市本町5−3−24 當選ビル2F 高田メディカルクリニック ピロリ菌検査係 Tel:(025)−523−0770 Fax:(025)―523−0770
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄
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