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| 0歳児からの漢方治療 − その7 − 「気管支喘息」 |
子供にとって喘息発作は難病で、これが遠ざかるのには相当時間がかかります。喘息発作は、気道の過敏性と密接な関係があります。この気道の過敏性というのは現代医学でも、そのメカニズムは解明されていません。喘息は一面、アレルギーの病気と言われていますが、免疫の病気という見方もあります。また、心身症や自律神経失調症という考え方も否定はできません。漢方に「柴朴湯(さいぼくとう)」という処方があります。「柴朴湯」は「小柴胡湯(しょうさいことう)」と「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」の二つの処方を組み合わせて、一つにしたものです。「小柴胡湯」は抗炎症作用、「半夏厚朴湯」は気剤と言われ精神的な疾患で効果を発揮します。うまくカバーしていますので、かなりの喘息に有効とされています。また風邪を引きやすいのに、汗はかきにくく、気管支が弱いためゼイゼイを起しやすい子供には、「麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)」が効果を発揮します。特に「漢方で」と来る人には、まず「最低2年は飲まなければ効果はない」と説明しています。このように、喘息のような体質的要素の強い病気では、じっくりと構えることが大切です。
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄
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