|
| Q アトピー性皮膚炎は本当に漢方で治るんでしょうか? |
人それぞれには、体質があります。漢方では湿疹を風、湿、熱と分類します。「風」とは、目に見えませんが、実際にはかゆみとして存在します。「湿」とは、ビランやただれ等を、「熱」とは、炎症の事です。この三つの要素がからみ合って、湿疹を起こすと考えられています。代表的な湿疹にはカサカサした「乾燥型」とジュクジュクした「湿潤型」があります。漢方ではこれらの体質を改善し、これによってアトピーを治すのです。 現代医学で抗ヒスタミン剤を服用し、ステロイドの入った軟膏やクリームを使って治療するのは、まさにこの風、湿、熱をうまく処理することにほかなりません。アトピーの漢方治療では、体質を見定めること、つまり実証 (がっちりタイプ) か虚証 (痩せた弱々しいタイプ) 、あるいはその中間であるか否かが一つのキーポイントになります。昨今は肥満児のアトピーが多くなっています。これらの子には、摂取カロリーを下げることが大切で、これだけで湿疹がよくなることもあります。漢方薬としては、「小柴胡湯」「消風散」「温清飲」「治頭愴一方」などを単独ないしは合方で使用します。このうち、「小柴胡湯」は体質改善薬で、抗アレルギー作用が中心となり、「消風散」はかゆみを止め、直接湿疹を治す働きをします。アトピーでは、これらを総合的に見きわめて治療を行います。
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄
 にほんブログ村
|
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL:
http://www.1banmall.com/tm-clinic/blog.cgi/20071115093129
■コメント
■コメントを書く
|
|