|
| 困った時の漢方治療 − その27 − 「子供の喘息」 |
子供の喘息は、大人ほどにスンナリとはいきません。子供の意志で薬が飲めるようになると、治療はたいてい軌道に乗りますが、子供が小さいと、漢方薬は飲ませにくい薬です。そうはいっても、子供の喘息にも、漢方薬がずいぶん使われるようになってきています。よく使われている「柴朴湯(さいぼくとう)」の効きめは、確かに目を見張らせます。抗アレルギー剤、気管支拡張剤、副腎皮質ホルモン製剤で効果がない場合でも、「柴朴湯」を一服飲んだとたんに、咳と喘息が治まってしまった経験がたくさんあります。子供といっても、10歳を過ぎると、自分の主張が出てきます。こうなると、漢方の治療はぐっとやりやすくなります。薬を飲むのは子供自身なのですから、効果があれば、ちゃんと飲んでくれます。薬の効き方が自分でわかるから、使い慣れると、自分で症状にあわせて調節できるようになります。漢方の方剤は使う人の体質によって、実証タイプには「麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)」、咳喘息には「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」虚証タイプには「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」などを使い分けます。
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄
http://blog.with2.net/link.php?609573 人気ブログランキングへ
 にほんブログ村
|
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL:
http://www.1banmall.com/tm-clinic/blog.cgi/20071108225419
■コメント
■コメントを書く
|
|