上越市医院 高田メディカルクリニック
院長 医学博士 古川一雄   [HOME]
診療科目 内科 胃腸科 小児科 リハビリテーション科
 

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0歳からの漢方治療 − その20 − 「漢方薬の飲み方、飲ませ方」
 漢方薬には煎じ薬とエキス剤があります。エキス剤にも日本のように顆粒や細粒になったエキス剤もあれば、韓国のように煎じ薬を濃縮して真空パックにしたものもあって剤型はいろいろあります。『子どもが煎じ薬をのむのでしょうか』と中医学(ちゅういがく)の先生に質問したところ、「甘草(かんぞう)」のエキスを砂糖代わりに加えて飲み易くしているとのことでした。中国では赤ちゃんの時から薬と言えば漢方薬しか飲まない子が多く、さほど苦労していない様子でした。しかし、今の日本では小さい時から甘い味に慣らされており、余程の努力をしないとエキス剤といえどもすんなり受け入れてはくれません。比較的に子どもにも飲めるようになっている日本のエキス剤でも、約2割の子どもからは拒否されます。煎じ薬に至っては、よほど薬を飲む必然性を子どもなりに理解しないと無理なことが多くあります。エキス剤は原則として熱い湯に溶いて、冷ましてから飲みます。そうして用意しておけば、食前でも食間でもいつでも飲めます。厳密に言いますと、薬によっては食前や食後に飲むと方が良いものもありますが、それが無理な状況の時は、食後に飲んでもかまいません。オブラートに包むのも一つの方法で、蜂蜜につけたり、きな粉につけるのも良いでしょう。


高田メディカルクリニック 院長  古川 一雄


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