|
| 0歳児からの漢方治療 − その18 − 「風邪ひき」 |
漢方薬の世界で小児の風邪といって、直ぐに名前が浮かぶのは、「小建中湯(しょうけんちゅうとう)」です。この方剤は、子どもの為に作られた処方といっても言いすぎでない程、病気がちの子どもに役立つ漢方です。建中とは、人間の真ん中、つまり胃腸を中心とする内蔵を丈夫にするという意味を持っています。もう一つ大切なことは、この処方には漢方の原点とも言うべき「桂枝湯(けいしとう)」が含まれており、この成分が風邪を引きにくくしたり、皮膚を強くする作用を思っています。気の働き、中でも私たちの体に元来備わっている陽の気を強める作用があります。この働きの弱い人、つまり、風邪を引きやすい人にはもってこいの薬となります。「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」と「桂枝湯(けいしとう)」が組み合わさって「小建中湯」ができていることから、この処方は腹痛などの胃腸の様々な症状を改善しながら、一方、皮膚の働きを強めて風を引きにくくする作用があります。このような症状を持っている虚弱体質子どものに、丈夫な体へと導きます。
高田メディカルクリニック 院長 古川 一雄
http://blog.with2.net/link.php?609573 人気ブログランキングへ
|
■トラックバック
この記事へのトラックバックURL:
http://www.1banmall.com/tm-clinic/blog.cgi/20071029103700
■コメント
■コメントを書く
|
|